前日から陣痛のような痛みがあったが、月曜日になってしまった。 いよいよかなあということで、会社に電話して、休みを取った。 学校にも、今日は早めに迎えに行くかもしれない旨伝えた。
今回は、上の娘が出産に立ち会いたいとの強く希望し、 しかも当の娘は皆勤賞を目指しているので、 遅刻とか早退とかしないで済ませたかった。 ママは、動き回るとすぐにお腹がはるので、午前中は安静にしていた。 陣痛間隔は 30 分くらい。
娘を迎えに行った。
今日は帰りの会の当番さんだったらしいが、教室から飛び出して来て
「赤ちゃん産まれるの?」
「まだまだだよ」
陣痛間隔がなかなか短くならない。
10 分くらいになったところで病院に電話したら
「16:00 頃来て下さい」
ありゃまあ。
ママのことはママに任せて、娘と自転車に乗ったりして遊んだ。 スマン。
間隔は相変わらず 10 分程度。 荷物を積んで病院へ。 病院はすぐ近くなので便利だ。
病院に着いたところで、ママだけ診察し、 娘とパパは中庭でケンケンして遊んでいた。
ママが歩いているのが見えたので、院内に戻る。 3 人で LDR 室に移動。 LDR とは、Labor(陣痛)、Delivery(分娩)、Recovery(回復)の略。 陣痛室から分娩台への移動がなく、一つのベッドだけで出産できるのだ。 室内にはテレビ、ソファー、テーブル、トイレ等もあり、食事も可。 電源があるのでノート PC も使える。
子宮口は 5cm。
まず血液検査の為採血。そして、
「子宮口を軟らかくする薬を注射しますね」
あ〜〜、またマイリスか〜〜。
経産婦にも使うのかよ。
ママは冷静に
「それは何と言う薬ですか?」
「マイリスですけど」
「しなければならないんですか?」
「そういうわけではありませんが……」
「しなくてけっこうです」
というわけで拒否。
点滴用に針だけ刺す。
お腹にマイクとセンサを巻いて、ペンレコを繋ぐ。 マイクは胎児の心臓の音、センサは子宮収縮を測る。
陣痛。 娘はお腹がすいたらしく、機嫌が悪くなって来た。 来る途中で夕食買って来るはずだったんだけど、忘れちゃったのね。 は〜〜。 まだ産まれないよなあ、産まれないでね、 とか祈りつつ、娘と近くのマクドナルドへ。 ハンバーガーとポテトをゲッチュ。 院内の自動販売機でマミーを買った。 LDR 室で食事してから外へ。
外は暗くなって来た。
娘は、中庭の照明の光を、両手ですくうようにして、
「光を捕まえたよ。ママに見せる」
パパも光を捕まえてママのとこに持って行った。
続いて
「今度は闇を捕まえるよ」
闇をすくって、またママのところへ。
最後は
「食べ物を持っていくよ。うちは、野菜とおかし。パパは?」
と、野菜を摘むまね。
パパも何か食べ物摘んでを持っていった。
痛みが激しく、横になって、息をゆっくり吐いて痛みを逃す。
助産師さん(助産師長だったらしい)が腰をさすってくれる。
パパと娘はうちわで扇いだり
「ママがんばって」
と励ましたり。
娘が飽きて来たので、ノート PC で ピタゴラ装置DVDブック1 を見せた。
娘は自分の誕生の時の写真を見ているので、
赤ちゃんがどうやって産まれるのか興味深深だ。
助産師さんに
「赤ちゃん産まれた??」
「赤いの出た?」
とか聞いたりしている。
先生が来る。
「あ〜、ひっかかってるな〜。
○○さん、会陰切開するよ」
「麻酔は?」
「麻酔?? 麻酔するよ。(看護師(助産師?)に向かって)麻酔用意して」
えっ? という表情の看護師さん。
先生は構わず、
「はい、麻酔するよ。チョキン」
「痛い!!」
「いきんで」
「う゛〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
「声出さない方が力がはいるよ」
「ンッ…………………………!!」
「のけぞらないで、おへそ見て」
パパは娘を抱きながら、
ママを扇いだり励ましたり。
ママがいきむたび、娘は
「産まれるよ!! 頭出て来た!!」
などとカメラを構える。
ちなみに、娘は、出産の瞬間はカメラどころじゃなかったみたい。
少しして赤ちゃんが元気に泣き声をあげた。
体の血や脂肪を拭いてお腹へ。
おねえちゃんになった娘に、
「人挿し指を手の平に押しつけてごらん」
と言った。
「わ〜〜、握った〜〜」
赤ちゃんは手の平を刺激すると、掌握反射で手を握るのだ。
しばらく赤ちゃんを抱いたあと、
「冷えるといけないから、連れていきますね」
と、赤ちゃんは連れていかれた。
この先生は、おねえちゃんの産まれた病院の産婦人科の長だった先生。
その病院は産婦人科やめちゃって、ここの院長先生になった人。
ママのことも覚えているらしい。
「胎盤見る?」
「見ます。前見せてもらってない」
とママ。
「そうなの? (その時の先生は)誰だった?」
「○○先生」
というわけで、胎盤を見せてもらった。
でかいステーキ肉みたいなもんだ。
「ここに赤ちゃん入ってたんだよ」
先生は縫合しながらママとなにやら話している。
娘も
「何してるの?」
「何で痛いの?」
「どうして胎盤出しちゃったの?」
とかペラペラペラペラペラ喋っていたら、先生が
「おねえちゃんちょっとだまってて。気が散るから」
コンビニに着いた頃には娘は眠くてヨレヨレ。 パンを買って病院に戻ったが、娘は車から降りない。 パパだけ戻った。
ママは赤ちゃんに授乳中だった。
赤ちゃんはごくごく飲んでる。
目を開けている。
ママは
「お腹が痛い」
「気持悪い」
食事どころではないみたい。
おねえちゃんも心配なので、 先生と助産師さんにお礼を言って、 ひとまず退散することにした。
| 体重 | 2885 g |
| 身長 | 49.6 cm |
| 頭囲 | 33.0 cm |
| 胸囲 | 32.0 cm |
| 体重 | 2994 g |
| 身長 | 50.0 cm |
| 頭囲 | 31.5 cm |
| 胸囲 | 31.5 cm |